コンポジット作業途中でのプリコンポはTIFF?DPX?
4Kの実写合成しています・・・
で、今まではなぁなぁにしていた、プリコンポの画像形式。
納品がDPX 10bit だから、プリコンポもDPXでいいかな~って思って、
あまり考えずにTIFとDPXを混ぜてつかっていました。
とくに、アルファあるときはTIF で、アルファないときはDPXでみたいな。。
しかーーーーーし、、ダメだときずく!!!
私の作業の仕方が悪いのか、DPXは劣化が激しい><;
ノイズリダクションの具合によっては、マッハバンドが出るしディティールがつぶれる。
「なんでつぶれてんの?」って原因探してたらコレ。。。
まさかDPXがここまで劣化するとは思わない、、ので時間かかった。
ちなみに素材と作業環境は以下の通り
●SONY F55の 4K MFX 10bit 撮影素材 ※ Rec709
●Maya Vray で 4K EXR(multi pass) 16bit CG素材 ※ sRGB
●Aftereffects CC でコンポジション ※16bit, Rec709, LinearWorkSpace
とにかく、プリコンポするときは可逆圧縮のこれ!!!
TIFF(LZW、16bit)
納品がDPX 10bit指定のとき、階調がおかしくないか、バンドエラーがないか
しっかりチェック!!!!
とくに、真っ黒に近い暗い階調があやしいです!!
でもまあ、確かにファイルサイズはDPXよりTIFFのほうが重いから要注意です。
ちなみに今回の4Kでは、DPX 10bit 32MB/枚・TIFF 16bit 53MB/枚と
ファイルサイズが1.5倍以上で20MB以上/枚の差!?
になった、これは10秒300fになったら6GBにもなる差ですよ><;
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2017.6/7追記
やっぱりDPXも十分使えます。
最上位レイヤーに
ノイズ 0.1%
を追加すれば、マッハバンド解消した!
なぜかは分かりませんし、若干色味が変わる?気がする。。
マッハバンドが出るエラーに比べたら、まったく問題ないレベルなのと、
TIFに比べてファイルサイズが小さくなるメリットが大きい。
よって結論・・・
DPX (10bit)
※都度 Noiseエフェクト(0.1%)追加
さすが業界で使われてるだけあるの形式。
用法容量を守って使いましょう。
DPXさん、劣化が激しいとか言ってごめんなさい。
おそらく私のAEの組み方が原因だろうと思われます!
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